6月26日 日曜日
前日から神戸のホテルに泊まっていたので
朝は自然と目が覚めるまで2人して寝ていました
午前中は
施設にいるtutuくんのおばあちゃんに会いに行く予定にしていたので
駅近くのカフェで朝食をとりました
イートインスペースには
もうすぐやってくる七夕に向けて笹が飾られ
短冊やサインペンがたくさん置いてあったので
先に食べ終わったtutuくんから短冊へお願い事を書くことにしました
なんて書くんだろう…
サンドイッチをほおばりながらぼぉっと眺めていると
『元気で健康な赤ちゃんが産まれますように』
tutuくんの丁寧な字で書かれたそれを見て
とてもあたたかい幸せな気持ちでいっぱいになりました
結婚して3年が経ち ようやく授かった小さな命
おなかの中で 確実に愛情をたっぷり受けて育ってる 2人の大切な大切な赤ちゃん
産むのは私だから
実は 1人で出産に対する重責を感じていたのだけれど
tutuくんのその一言が
大丈夫 離れていても心は常に側にいるよ
という強い支えになってくれたように思え とても嬉しかったのです
妊娠中 普段にも増して涙もろくなっていた私は
自分でも止められないくらいポロポロと泣いてしまいました
涙も飲み込むように食べ終わった後 今度は自分のお願い事を書きました
『元気な赤ちゃんの出産に tutuくんが立ち会えますように』
そうして短冊を飾った後は 電車を乗り継ぎ 施設へと向かいました
約1年ぶりに会う90歳を超えたおばあちゃんは今までで一番元気で
前回は会話に必要だったメガホンも必要ないくらい耳もよく聞こえ
おばあちゃん自身もtutuくんが子どもの頃のお話などたくさんしてくれました
行くたびに
子どもがおったら幸せやで〜
と言われていたので 今回は自分たち自身でその報告ができ
おばあちゃんもとても喜んでくれました
今度 産まれ大きくなったら連れてくる約束をして
最後にまん丸になったおなかをさすってもらい
お別れをしました
神戸に再び戻ってきて 北野にあるイタリアン料理屋さんへ向かいました
お義父さん お義母さん お義姉さん お義兄さんと私たち夫婦が揃い
美味しいお料理をフルコースで堪能させてもらいました
白を基調にしたオープンキッチンの店内は
席数も少なく こぢんまりとしているけど
とても落ち着くおしゃれなお店で
赤ちゃんが産まれたら しばらく来れないだろうなと思いました
実際 今回はお義兄さんの奥さんと2歳の姪が
ご実家の両親と旅行中で来れないということで
このお店にしてもらえたようです
tutuくん姉弟の子どもの頃のお話や これからの私たちのお話をして
食べきれるか心配だったお料理も平らげ
さらには お店を移してカフェでお茶もごちそうになり
とっても充実した時間を過ごさせてもらいました
自分の実際の親や姉兄ではないし 年に数回しか会わないので
毎回なんとなく緊張していたのですが
赤ちゃんができてからは
みんな楽しみにしてくれていることもあって 少し気持ちがほぐれたような気がします
あっという間に夕方になってしまったので新神戸へ向かい
tutuくんは東京行き 私は山口行きのきっぷを買いました
お互い1人だからと指定席にしたのですが 時間的にtutuくんを私が見送るかたちとなり
出発までの間 お土産を見たり お話をしていました
おなかに赤ちゃんがいる間に2人で過ごすのも これが最後で
一日に何回も触ったり声をかけてくれてたのがなくなると思うと
なんだかとても寂しくなってきてしまい
新幹線がホームに到着する頃には また涙がポロポロ流れていました
妊娠中tutuくんからもらった たくさんの優しさだとか
平日クタクタになるまでお仕事をしてくれてる感謝だとか
普段土日のどちらかは仕事をするのに その両方を費やして
今回こうして一緒に過ごしてくれた嬉しさだとか
たくさんたくさん言いたいことはあったのに
その一つも言えることなく ありがとうという一言だけを伝えるのがやっとの
涙のお別れとなってしまいました
お見送りした20分後 今度は自分の新幹線が到着
指定された席へ着いたものの 涙と鼻水が止まることがなく
しばらく隣に座るおばちゃんに好奇のまなざしを受けつつ
約2時間後 無事山口に到着しました
駅に着くと
母と一緒に駅近くに住むおばさん(今は亡き祖母の妹)も迎えに来てくれていて
おじさん・おばさんと夕飯をご一緒させてもらうことになりました
食後
50年近く前の新婚時代の話や白黒写真のアルバムを見せてもらい
くだものたっぷりのデザートまでいただき
tutuくんとのお別れから一転
とてもあたたかい楽しい時間になりました
お家に帰ってからは 母にいれてもらったお風呂にゆったりとつかり
用意してくれたふかふかのベッドに身を沈め
いつの間にかぐっすりと寝ていました
おなかの赤ちゃんとともに
笑顔いっぱい 涙もいっぱいの里帰りとなりました